カテゴリ: 金属アレルギー

親知らずとの間のむし歯歯科治療

親知らずとは第3大臼歯とも呼ばれます。最後に最後方に生えてくる大臼歯です

顎が大きく歯のサイズがその歯列に適していれば綺麗に生えそろう方もいらっしゃいます。

しかし、実際には綺麗に歯列に収まる親知らずは少なく、中途半端に生えてきていたり、曲がって生えていたりします。

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この写真は下あごの第2大臼歯と斜めに生えた親知らずです。

親知らずと第2大臼歯の間によく物が詰まりました。結果、

DSC_0140 大きな虫歯になってしまいました。

この下あごの大臼歯部は歯科の局所麻酔が効きにくい部分です。

出来れば麻酔が効いているその日のうちに、また食事で食べ物などに触れる前に1回で修復できることが理想的です。

DSC_0142 ブランパシステムでは約1時間でこれらすべてを行うことが可能ですので、歯にも体にもとても優しく、正確な治療が行えます。

勿論金属アレルギーの心配等はございません。

ハイブリッドセラミックスのようなレジンも混ざっていませんので、今後口腔内でもとても衛生的です。

これらのレントゲンや、麻酔、虫歯治療お費用も含めて、今回の治療費は¥3,8000-です。

 

セラミックス修復は自由診療です。また当日に仕上げる場合には健康保険との併用はできません。これは混合診療になり違法だからです。

そこで当院ではすべての費用を込みでのセラミックスの値段とさせて頂いておりいます。

よくセラミックス治療はお値段が心配との声を伺いますが、健康保険の一部負担金を払いながら1か月お掛かった上に、最後にオールセラミックスで5万円以上(相場です)をお支払いになることと、1日当院でお支払いになること。もちろん時間的なコストも考えて頂ければきっとご安心頂けるものと思います。

なぜこんな破格の費用で高品質の歯科治療が実現できるのか、それは私たちの熱意と、即日治療専門という専門性ゆえのコスト管理と、院内技工所設備と専門セラミストが常駐しているからだと思います。そしてもちろん、私たちはこの技術を世界に広めるんだという意識があるからです。

長々御託を並べてしまいましたmm。でもぜひ知ってほしいと考えて筆を執っています。

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根管治療と審美修復は同日1日で仕上がります。

Once upon a time,

ていうほど昔でもない頃、根管治療後の歯根の補強としてメタルコアが使われていました。

レントゲンで見える3本の上顎前歯。

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歯冠という歯の部分だけでなく、歯根の中にも白く映っているところがメタル、すなわち金属です。

今回は、根尖部(歯根の先の歯根膜部)の病変を超短期間にて根治治療しないといけないタスク。

勿論いろいろな諸事情は人にはあるものです。

今回の治療の可否はこの非常に大きなメタルコアの撤去にかかっています。

 

ということで、

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1日でメタルコアごと除去し、根管治療を行います。

修復物にメタルがなくなることで、レントゲンから白い極端な不透過像は消えます。このように中が透けて見えるオールセラミックスの利点として、今後はレントゲン診断も容易になります。

 

 

DSC_0044 使用セラミックスはe.max CAD です。

治療以前のように歯をつなげてはいません。この方が自然であり、予防管理もしやすいですね。

 

このように、根管治療も審美修復も通うことなく1日で叶う時代になりました。

進化するデジタルディバイスと、人の繊細な腕が織りなす先端治療です。

明日から3日間私、山内は国外某所に出かけます。日本の歯科技術、歯科技工を海外に知らしめる仕事がこれからの私の仕事と思っています。
慈善事業ではない世界に通用する日本発の業態としてのブランパシステムを開発し続けます^^。

留守中は川野歯科医師が真摯に対応させていただいておりますので、どうぞご安心の上お出掛けくださいませ。

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歯のブラックマージンなんてその日に解決  Resolved in the black margin that day a day of tooth.

少し昔の前歯のセラミックスのかぶせ物には金属も使われていました。

その金属の色や、金属のイオンが溶け出して歯肉に刺青をしてしまいます。ブラックマージンとかメタルタトゥーと呼ばれます。

気になりだすと気になります。

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上の歯の門歯の歯茎との縁が気になりますね。

 

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こうして差し上げるときれいになりますね。

約2時間いただければ、その日のうちに完成し、うれしいお気持ちでご帰宅いただけます。
もちろん仮歯で過ごす数日間は必要ありません。速やかに金属を除去し、健康的な歯茎、ひいては健康的な笑顔を取り戻して頂きます。

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オールセラミックス / メタルフリー哲学

昨日の土曜日は海外からの一時帰国に合わせた1 Day treatmentを承りました。うちのセラミストの齋藤が以前勤務していた海外の同じ都市からのご来院でした。偶然にも同じ人物を友人としていたらしく、話が弾んでいるようでした。
1日で完成することと、金額が魅力ということをご理解いただいていて、お口の中のメタルをほとんどオールセラミックスに置換させて頂きました。この次ご帰国される際には、ポーセレンメタルボンド(セラモメタル)もすべて取り除きオールセラミックスになさるということでした。オールセラミックスのブリッジも当日完成するということをお伝えしておきました。再会を一同楽しみにします。
そこで次の写真は何を・・・、

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歯の後ろから光を当てています。

光の透過性が歯によって異なります。

次の写真では、

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光を当てた歯を普通に見て頂きます。

この中の1歯だけ当院のブランパシステムで当日仕上げさせて頂きました。

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お口の中からご覧いただくと、金属のあるセラミックス(ポーセレンメタルボンド・セラモメタルクラウン)と当院のブランパシステムで作製させていただいたオールセラミックスクラウンの違いがお分かりいただけると思います。
最初の後ろから光を当てた写真でも違いは分かりやすいと思いますが、光の透過性が違います。より健康な自然な歯に近いもはオールセラミックスですね。メタルフリーなので金属アレルギーの心配も無用です。

ご自身の健康と笑顔とお時間を大切にお過ごしの方に最適なブランパ銀座メディカルデンタルクリニックでした。

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銀歯白い歯さあどっち?

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あなたのお好みは?

身体に優しいのは?

人から見られたら?

 

白い歯から銀歯にはブランパ1日ではできません

が、

銀歯から白い歯はブランパ1日でできるんです。

 

オールセラミックスインレー ¥32,000-

当院はヨーロッパ1流メーカー(VITA,sirona,ivoclarvivadent)のCADセラミックスのみ使用しています。ずば抜けた品質と早さを売りにしています。

今日はここまで^^

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1日で銀歯のブリッジを白い歯のセラミックスブリッジにできます。1 Day Dental Bridge

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After & Before です。(After 3 hours.)

1歯欠損部への修復治療でブリッジと呼ばれる治療法は昭和の時代からポピュラーなものでした。

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写真のように縦に3歯連続の銀歯がブリッジです。

3歯のうちの中心の歯は歯がなく歯根もありません。抜歯されたか、もともと永久歯が生えなかった所にはこのような治療法もありました。

 

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ただ場所によってはご覧のように口角より以前に見えてしまいます。
少し残念です、お客様もとても気にはしていらっしゃいました。

本症例は20代に抜歯され、当時治療の選択肢も聞かれることなく治療の完成を告げられた時にはこのような3歯連続の銀歯になってしまったとのことでした。

このことが多少歯科でのトラウマになり、下の6歳臼歯を抜歯されたときにはブリッジをせず1歯の部分入れ歯になさっているそうです。

当院ではブリッジも症例により1日治療を行わせて頂いております。

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e.max CADという世界最高峰のセラミックスを使用しますが、このようにして3時間ほどで施術可能です。

銀歯のブリッジを除去し、光学印象というデジタルスキャニングを口腔内で行わせていただき、CAD/CAM 操作を専任の歯科技工士(デジタルセラミスト)が行い、最終的には電磁ファーネスで焼き上げます。

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「人生観が変わるほど嬉しい。」、とお喜び頂いております。

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むし歯治療・セラミックス修復治療・1日の歯科治療(1 day caries treatment)

本日はブランパ銀座の1日で完了する虫歯治療についてです。

 

1、レントゲン診断(X-ray Diagnosis)

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歯髄(歯の神経とよくいわれる)が生きていて、修復物に2次齲蝕。
歯科麻酔下で無痛治療。

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2、銀歯の除去(歯科麻酔の上)

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齲蝕(むし歯)の確認

 

3、感染歯質の除去(むし歯治療)

 

4、光学印象⇒CAD⇒CAM⇒セラミスト(歯科技工士)仕上げ

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5、口腔内に装着

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お越しになってからおよそ1時間で虫歯治療の完成です。

 

レントゲンから歯科麻酔、虫歯治療、最終CADオールセラミックス装着まですべての費用
⇒⇒⇒  ¥32,000-(インレー・本症例)

 

 

 

 

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金属アレルギーと口腔の3大因子

金属アレルギーとはある種の金属が原因で起こるアレルギーのことです。

アレルギーとは免疫の異常反応のことで、体内に侵入した異物を排除するための身体の機構を免疫抗体反応と呼びますが、本来の免疫機能が過剰にはたらき過ぎ、人体に悪い影響を及ぼしてしまう状態がアレルギーです。

金属との接触部に起こる接触皮膚炎(部位によっては粘膜炎)が代表的です。歯の治療に使う詰めものの金属が原因となって起こるケースや、直接金属と接触していなくても、症状が相当酷くなったケースでは、まれに食物に含まれる金属に対してもアレルギー反応を起こす場合もあるようです。

また金属イオンが血流によって全身に運ばれると全身性皮膚炎を起こすという報告もあります。

 

 

【口腔における金属アレルギーのメカニズム】

 

金歯・銀歯・アマルガムなどの「金属」が汗や唾液などの体液に溶け出し(イオン化)、体内に入りタンパク質と結合し、身体がこの結合物質をいったん「異物=外敵」と認識すると、免疫を作り身体を守ろうとします。この免疫が過剰に間違って働き、皮膚の炎症など人体に悪い影響を及ぼしてしまった場合、金属アレルギーを起こしたといいます。

 

 

【口腔におけるアレルギーを起こしやすい3大金属 】

 

口腔におけるアレルギーを起こしやすい3大金属、と銘打ちましたが、実際は口腔だけでなく、全身的にほとんどの金属アレルギーの原因は現在以下の3つとされています。

 

ニッケル・コバルト・クロムです。

 

実はこれらの金属は、私たちのお口の中でもたくさんの物に使われています。

もちろんみなさまもご存じの1円玉はニッケルですし、ヘアピンやピアス、ネックレスなどの装飾品にもニッケル・コバルト・クロムを含むものは多くあります。

一般的な金属アレルギーの症状や、アレルギー検査(パッチテスト)などに関しましては。またの機会と致します。

では、ここから先は大まかな金属アレルギーのことではなく、お口の中にある金属アレルギーの原因になり得るものについて3大要因としてお伝えしていきたいと思います。

 

 

≪金属アレルギーと口腔の3大因子≫

 

①銀歯

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銀歯は私たち日本人のお口に最も多く使われてきた虫歯などの修復材料ではないでしょうか。あなた、またはご家族、お友達の中にも笑った時などに銀歯が目立つ方がいらっしゃるかもしれませんね。

この銀歯、多くの場合は合金です。主な成分として銀の含有量が多いものがほとんどですが、その中には上記の3大要因であるニッケル・コバルト・クロムが含まれているものもあります。これらも銀歯は本来歯とくっついていることが多く、歯科治療により外してもらわないと撤去できないものです。

 ②入れ歯(義歯)

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入れ歯には人工の歯の部分、人工の歯茎の部分、フレームと呼ばれる全体を繋げる入れ歯の構成主要素、クラスプと呼ばれる残存歯に引っ掛けるようにして使用する爪の部分(部分入れ歯の場合等)という構成要素があります。

人工の歯と歯茎は主にレジンやセラミックスという金属ではない材料で作られています。フレームもピンク色のレジンという樹脂が多く使われていますが、さらに強度と薄さ(装着感が良好になる目的で)のために金属を使うこともよくあります。クラスプにも合金が使われます。

特に入れ歯には以前からコバルト・クロム合金フレームが常識的に使用されていた時期が長くあり注意が必要です。

 ③ポーセレンメタルボンド(焼き付け陶材冠)&レジン前装冠

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ポーセレンメタルボンドとは実は見える部分にセラミックスを焼き付けた、とても審美性を重視した歯への被せ物です。なので、通常は白い歯であり、金属とは無縁のように思われている方もおいでかも知れません。

しかし、これも歯と接する部分に金属がつかわれており、その部分をフレームと呼んでいます。セラミックスとの良好な接着(焼き付け)の際に、金属表面に酸化膜が必要なため、主に合金化使われています。この中にもニッケル・コバルト・クロムが含まれている場合があります。あなたに白い歯も、全部がセラミックスのオールセラミックスなのか、一部金属を使用しているポーセレンメタルメタルボンドなのかは主治医に確認いただいておいた方が良いかもしれません。

レジン前装冠も、上記のセラミックスの部分にレジンという歯の色に近い樹脂を用いたものです。
④その他

また、お口の中には、ジルコニアとよばれる白い歯科材料や、アマルガムと呼ばれる黒い歯科材料もあります。
ジルコニアは別名ホワイトメタルとも呼ばれており、金属のような元素組成をしています。まだこれからの歯科では新材料ですので、さらに安全性を確認していきながら私たちの口腔材料へと昇華していくことでしょう。

アマルガムに関しましては、金属アレルギー以上に水銀毒の問題で多く取り扱われている事象がございます。今回の内容にはあえてアマルガム毒に関しては明記しませんでした。しかし、大変重要なことですので、また別章にてお話しさせていただきましょう。

インプラントも最近では日常的に口腔内で使用されている口腔材料です。素材はチタンやその合金です。チタンや金(ゴールド)などはとても私たちの生体と親和性が良いとされてきましたがやはりアレルギー報告は出ていますので、詳細は皮膚科との連携が必要です。ご自身でも何か自覚症状があるようならばお気を付け頂き、適切なご対応をなさっていただきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。ご質問などはどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

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