カテゴリ: 審美歯科

It was change your smile in one day♪(Blancpa-Ginza 1 day cosmetic digital dentistry)

11:00 am~ We started

Dsc_1280 ~12:30 pm Teeth formation & Gum surgery

12:30 pm

Dsc_1283.jpg-2 Digital Scanning

1:00 pm~

Dsc_0012Dsc_0014CAD/CAM

 

5:00 pm

Dsc_0019 Form-fitting

7:00 pm

Dsc_0029 Ceramics teeth mounting (  e.max CAD ivoclar vivadent BL1 shade)

Really completed in 1 day.
Really all ceramics.
Really pleased.
I think that is a very great way.

Blancpa Ginza Medical Dental Clinic

 カテゴリ:1日歯科治療, 3Dデジタル歯科, セラミックス, 光学印象(口腔スキャン), 審美歯科

オールセラミックス装着後のセメントアップの難しさ

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オールセラミックスは一切金属も使わず、とても天然の歯に近い透明感を持っています。

ご覧いただけるように歯茎との境目もとても自然です。(写真は装着直後です)

 

でもセラミックス=瀬戸物というイメージ、ありますよね。

実際その通りでセラミックスがとても進歩してきたといってもセラミックス単体ではとても噛む力にはかないません。そこで如何に歯質と密接にくっ付けるかということで噛む力にも耐えられる強度が得られます。歯と一体化することで、天然の健康な歯のように自然な硬さ、強さが実現できます。

これを可能にしたのがレジンセメントという歯とセラミックスを接着する接着剤です。

この接着剤はとても強くくっ付き、かつすごく硬いのです。このことが現在のオールセラミックス歯科修復の普及に大いに貢献しています。

ところが物事にはよい面もあれば、困難な部分も現れるものです。

この接着剤、硬いということは付けた後に歯の周りに取り残していたとするとこれを完全に取り去ることが難しいのです。余剰の歯からはみ出したセメントを取り除くことをセメントアップといいますが、このレジンセメント、色も歯にとても近いので固まってしまったあとでのセメントアップが難しいのです。

審美歯科でもインプラント歯科でも今の大きな難題点です。

私も力及ばぬことがあります、反省を込めてこの課題に尽力していきます。

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アンチエイジングは口元から

こんにちは

ブランパ銀座受付です。
今日朝の情報番組で日本の美容外科が海外からの
観光客に大人気と特集されていました。
日本でも銀座は60以上の美容外科があり、美容の街だようです!!

Beautiful and healthy woman smile, close-up

Beautiful and healthy woman smile, close-up

いつまでも若々しく、もっと綺麗でいたい!と女性なら誰もが思いますよね!!
肌は年齢が出やすい敏感な部分なのでお肌のエイジングケアをされている方が多いのではないでしょうか?

でも実は一番若く見せるには歯の美しさがとても重要なんです!

白い歯は、健康的で清潔な印象を与え、「きちんと歯を磨くように自分自身にも磨きをかける知的な女性なんだ」という第一印象を与えます。しかし、もし歯が黄ばんでいたら、不潔で不健康なだらしない印象を与えてしまいます。

年齢とともに歯表面のエナメル質が溶けて、
黄ばみ、白濁、削れ、欠けなど、歯のエイジングを進行させてしまうのです(;´Д`)

美容に良いと思って、リンゴやミカン、グレープフルーツ、レモンなど、酸っぱいフルーツを食べたり、酢を飲んでいる人は多いと思いますが、それらの酸によって歯はほんの少しずつ溶けだしてしまうのです。美容のために行っていることが、悪影響となってしまうのは、実に皮肉なこと、、、

酸による歯のエイジングを少しでも遅らせるためには、まず酸の強い飲み物・食べ物をダラダラと長時間にわたって口にしないこと。

もし酸の強いフルーツや野菜を食べた後は、水やお茶などを飲んで、歯についた酸を早めに流すことが重要です。

また、歯を磨く場合は、食べた直後は歯の表面=エナメル質が柔らかくなってしまっているため避け、30分ぐらい時間をおいてからが理想的で、柔らかいブラシで、ソフトに磨くことを心がけてください。

歯磨き粉もエナメル質を守るものを選んでみるのもいいかもしれません!

定期的にクリーニングやホワイトニングで綺麗な口元を維持するのもおススメです(´・ω・`)

当院でも予防メニューやホワイトニング、歯磨き粉も取り扱っております。

スキンケアも口元のケアも銀座でお悩み解決しましょう!

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むし歯治療・セラミックス修復治療・1日の歯科治療(1 day caries treatment)

本日はブランパ銀座の1日で完了する虫歯治療についてです。

 

1、レントゲン診断(X-ray Diagnosis)

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歯髄(歯の神経とよくいわれる)が生きていて、修復物に2次齲蝕。
歯科麻酔下で無痛治療。

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2、銀歯の除去(歯科麻酔の上)

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齲蝕(むし歯)の確認

 

3、感染歯質の除去(むし歯治療)

 

4、光学印象⇒CAD⇒CAM⇒セラミスト(歯科技工士)仕上げ

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5、口腔内に装着

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お越しになってからおよそ1時間で虫歯治療の完成です。

 

レントゲンから歯科麻酔、虫歯治療、最終CADオールセラミックス装着まですべての費用
⇒⇒⇒  ¥32,000-(インレー・本症例)

 

 

 

 

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パニック障害と歯科治療

私たちは1日でも歯科治療を完了できるシステムとスタッフとフィロソフィーをもって、ここ銀座に開院致しました。虫歯や歯並び・噛み合わせについて、歯科への受診はしなければいけないけれど通えない、歯科が怖いといった方へ向けて少しでもご安心いただけるようにと特化した体制の歯科医院です。

ブランパシステムは、デジタル技術の粋を結集した1日で仕上げることもできる歯科治療です。

むし歯治療・審美歯科治療・インプラントが1日で仕上げられます。

歯周病は口腔内だけではなく、生活習慣や食育も含まれますので1日では無理です。

デジタル技術の一つに光学印象という技術があります。従来の歯医者さんでの型採りが必要なくなりました。口腔内はデジタルスキャンといってカメラで撮影することで、従来のドロッとした印象剤での型採りより数段に精密で普遍ななデータを採取いたします。

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以上が簡略ではありますが、3DデジタルCAD/CAM+専門スタッフ+デンタルラボを一体化させた当医院の特徴です。

 

さて、本題です。

パニック障害の方の歯科治療へのハードルの高さはというと、・・・

・まず交通手段、どうやって歯医者さんまでたどり着こう?
・・・西銀座パーキング直上、徒歩10秒。銀座7丁目外堀通り沿い、タクシー直付け可能。銀座・新橋・有楽町から徒歩圏内。因みに銀座駅、新橋駅徒歩4分。

・予約通りに通うのが辛い、大丈夫かな?
・・・ブランパシステムは通院不要。当日にしかも最高品質な修復が可能です。次回のアポイントの必要なし。もちろん当日予約も承ります、ご体調やご気分の良い日にお電話ください(Web予約は前日の12時までです)。

・長い時間お口を開けていられるかな?
・・・完全な予約制ですので、常にスタッフはあなたのそばから離れません。辛い時や辛いことはすぐにお伝え頂けます。もちろん休みながらご自分のペースで治療をお受けいただけます。
また、完全個室もございます。周りの患者さま方を気にせずお話しください。

・あの型採りが不安です、嘔吐しないか心配です。大丈夫かな?
・・・型採りは致しません。既存の歯医者さんのイメージを捨ててください。デジタル技術が今までの常識を逸脱しました。

・新しい技術で治療費用が心配、いくらかかるの?
・・・確かに1日治療では健康保険との併用はできません。これは現在混合診療が法律で認められていないからです。
でも少しご安心ください。例えばむし歯を治療するためのレントゲン診断や、歯科麻酔、虫歯治療は全て費用に含まれています。オールセラミックスインレーで¥32,000(オールセラミックスクラウンは¥50,000~)です。保険もやって自費診療もやってという既存の歯医者さんよりはるかにリーズナブルです。時間をお金に例えたら、・・・一体いくらリーズナブルなことか^^。予防を保険の範囲でやってますという歯医者さんは違法です。きっとレセプトには歯周病とあなたの病気が記されていま、予防ではなく治療をされているのですよ。私たちはこの高度で革新的な技術を是非多くの方々にご紹介申し上げたいという意志も強くございます。ゆえに現在の診療費用で行わせていただいております。是非この機会にご経験頂きたい歯科治療です。

・・・と、ずいぶん力の入った歯医者だなぁ、大丈夫かな~?
大丈夫です。なにしろこんな私が診療させていただいております。仕事も楽しくがモットーです。どうぞご一緒致しましょう。

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歯科医師 山内浩司でした。お読みいただきありがとうございました。

 

 

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歯やお口のクレンジング

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歯を磨くことやお口の中の粘膜などを綺麗にすることをブラッシング brushingやポリッシング polishing、あるいはウォシング washingといいますね。

本日は歯の表面を磨いたり歯ブラシ掛けたり、うがい薬で洗浄したりするだけに留まらない、歯の深層までを綺麗にするトゥースクレンジング teeth cleansingについてご紹介いたします。

 

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歯は身体から外界に突き出した身体の中の唯一の硬組織です。どういうことかというと、骨は皮膚に必ず覆われており直接触れることはできませんね。それに対して同じ身体由来の硬組織である歯は生後6か月頃より歯茎を突き破り口腔内に萌出してきます。

世の中には象の牙やサイの角を珍重し、磨き上げる趣味もあるようですが、ご自身の歯をいかがなさっていらっしゃいますか?

昨今は口腔衛生習慣の向上に伴い歯ブラシやマウスウォッシュを常に心掛けていらっしゃる方も多く見受けられます。大変すばらしいことですね。

でもいかがですか、やはり象牙の渋みと同じようにあなたの歯も年月とともに白さが少しずつくすんできてはいませんか?

歯や象牙などは無機質の結晶体です。エナメル質の組成の重量比では96%が無機質で残りが水分と有機質です。無機質の大部分はリンとカルシウムの結晶体のリン酸カルシウムです。結晶体には隙間があります、マトリクスといわれている結晶間のわずかな隙間には様々な物質が侵入可能です。もちろん色の付いた物質が侵入すれば着色します。その隙間は深部まで存在するわけで、表面を磨くだけではなかなか取れないくすみとなってしまうわけです。

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そこで歯のエナメル質の結晶間にも染み入れる薬剤を用いて、歯の中のくすみまで綺麗にする手段が必要になります。これが当院で行う歯のクレンジングです。簡単に種明かしをさせていただくと過酸化水素を使用いたします。ただし、ただ過酸化水素の液体をお口の中に塗布するだけではクレンジングは不充分です。少しの時間歯の表面から深部に浸透させるテクニックが必要です。もちろん歯茎などの軟組織を保護しなければいけません。是非これらの可能な専門医院での施術を心掛けてくださいね。

この歯のクレンジングを行うと、歯の表面がツルツルすることはもちろん、歯のくすみが消えて、白く輝きのある歯に復元できます。歯の内部の臭素も取れるとして考えています。当院では半年に1度くらいの頻度でメンテナンスを兼ねて行わせていただいております。費用はおよそ1時間の施術時間で¥15,000-(税別)です。

主にクレンジングの必要な前歯中心の施術になります。簡単なステイン落とし(ポリッシング)を行ってから薬剤の貼付を行います。施術中は転寝いただいてもかまいません。むしろ転寝(うたたね)していただけるほど心地よいんです。

現在の国民皆健康保険では歯の予防はできません。疾病保険ですので「歯周病」という病名をレセプトに付けられて歯石をガリガと歯の表面と一緒に削り取られているわけです。それに対して本来の歯のクレンジングはとても優しいのです。まだ新しい概念ですが、口腔の疾病を患う前に予防を気持ちよく受ける習慣をつけていただきたいです、是非お試しくださいませ。

白い歯と口臭のないお口元はきっとあなたの笑顔の役立ちます。屈託のないあなたの笑顔はきっと素敵なあなたの生き方にリンクしていきますね。今日は歯のクレンジングの説明でした。ちょっと商売人風の宣伝になりましたが、是非お試しいただきたくて今日はこのことをしたためました。また懲りずにお付き合いくださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。 ブランパ歯科医師 山内浩司

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 カテゴリ:予防, 口臭, 審美歯科

セラミックス(最新CADセラミックスまでの道のり)白い歯の歴史

今回のお話しは、セラミックスといっても包丁やハサミではありません。歯の虫歯などの治療後の修復物としてのセラミックスです。

 

【オールセラミックス以前の歯への詰め物・被せ物】

少し昔は歯に詰めるものとして、アマルガムという銀合金や、金パラと呼ばれる銀歯、または金箔等でした。

その後、歯に色の近い樹脂であるレジンや、ポーセレンメタルボンドという金属の上にセラミックスを焼き付けたものが開発されました。

 

そして現在は、オールセラミックス(ジルコニアも一部も含む)に代わってきました。

 

メタルはご存じのように、歯茎の黒ずみや金属アレルギーなどの不定愁訴の発現で、必ずしも口腔内にて好ましくないことがわかってきました。もちろん審美的にもお好きではない方の方が多いようです。

さらに、アマルガムによる水銀中毒の怖さも周知されてきています。

ポーセレンメタルボンドも金属を使用する修復物であり、金属の負の特性を併せ持ちます。もちろんセラミックス表面の見た目においては大いに審美的で、私たちの日常には欠かせない歯科補綴修復物として今日まで来ました。とても恩恵を受け続けている芸能人の方なども多くいらっしゃいますね。ただし少し歯茎が黒い方はそろそろ交換の時期かもしれません。

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ポーセレンメタルボンド。金属の上にセラミックスを焼き付けているため、金属による 黒い線が歯茎に出てしまいます。

 

そして、今日お話しさせていただくセラミックスは、そのセラミックスという名前の前にCADが付くものです。

 

 

では、歯に使われる一般的なセラミックスのお話しから始めましょう。

歯に使うセラミックスは、みなさまご存じ食器で有名なNoritake(ノリタケ社)などのものや、歯科器材メーカーのものを使います。

従来はセラミックスパウダーと水を小筆などで築盛し、コンデンスという水分を抜く作業ののち形態を整え、ファーネス(炉)で焼成してきました。この製法では、粉液比が均質に行うことが難しく、気泡が迷入したり、作業環境内のチリなどが混入してしまい、劣化を早めたり、気泡などの混入により、欠けやすくなり、実際にお口の中で壊れる原因などになっていました。

また、以前のセラミックスの焼成温度は900~1000℃とたいへん高温で、本当の私たちの歯質よりはるかに硬い物でした。これは、対合歯が天然の歯である時に、その歯を過度に削ってしまうという問題点も有していました。

そこでそののちに低溶陶材という焼成温度が700~860℃のセラミックスが開発されました。焼く温度を低くすることで硬さを少し低下させ、歯に優しい方向へ振ったものとなりました。しかし、これはもろ刃の刃と同じで、もろく欠けやすいという問題点が付いて回り続けました。

これらのセラミックスは歯の支台に合わせた金属のフレーム上に焼き付けて貼り付けました。ポーセレンメタルボンド、焼き付け陶材冠などと呼ばれました。

 

【オールセラミックス以後の歯への詰め物・被せ物】

そしていよいよプレス(キャスタブル)セラミックスと呼ばれる鋳込み型セラミックスが開発されました。現在はこの中のもので進化したe.max press(ivoclar社)が皆様に使われているセラミックスの主力です。Opc system(pentron社)、In-ceram(vita社)や、ips empress(ivoclar社)という製品を 凌駕しての現在があるようです。このセラミックスのいいところは、ロストワックス法が使えるので製作上形態が容易につけやすく、比較的気泡が入りにくいというものです。塵や埃はは実際には混入してしまうようです。

ここの材料からオールセラミックスというメタル(金属)を使用しないクラウンが可能になりました。これはおおきな利点であり進歩でした。

金属を使わないということは、今まであった金属による弊害を払拭できることと、金属にかかる費用を軽減できることです。さらに、審美性において透明感という絶対的なアドバンテージを得られるものでした。

ここに至っての今日の私はノンメタルでの修復・補綴がベストとしか考えられません。なぜかというまでもありません、いいことづくめですね。金属を含むのもとの比較は歴然です。

 

ただし、インプラント補綴などの大きなアーチ型の被せ物となると、オールセラミックスでは困難です。強度の面で、大きくなるほど破折しやすいからです。そこで現在はジルコニアという白い素材をフレームにします。ジルコニアはセラミックスと一緒くたにする向きと、ホワイトメタルとして金属寄りだと考える向きがあるようです。接着方法や、歯質より硬すぎるということで、まだ発展途上ではありますが、白色であり強度があるという意味では今後さらに多用されていくことでしょう。硬さも少し緩和してきています。

 

ここまでがおおよその今までのセラミックスや銀歯などの歯科における修復物の進化です。さて、ここからが本日の本題、CADセラミックスです。CADセラミックスも、上記のジルコニアではなく純粋なセラミックスです。そうそう、ハイブリッドセラミックスという製品が数種類ありますが、これらは実際にはセラミックスには分類いたしません、レジンだからです。レジンにセラミックスの粉砕粉が含有していますが、実際の特性はレジンです。

 

CADセラミックスとは?

CADとは、Computer Aided Designのことです。設計にコンピュータを用います。最新の歯科の型採りでは光学カメラを使い、歯のデータを従来の石膏模型ではなく、デジタルデータとして保存します。このデータをディスプレイ上のメディアを使っていわゆるバーチャルにて設計を行います。このために開発されたセラミックスがCADセラミックスです。

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セレックシステムのCAD

精密な3Dデジタルミリングマシーンがこのセラミックスブロックを削りだす作業をCAMといいます。CAMとはComputer Aided Manufacturingのことです。つまり、CAD したものをCAMすることが一体化して新しい歯科修復システムは動き始めました。因みに型採りも光学印象といって、カメラでお口の中を撮影するだけなので、嘔吐反射やお口の周りが汚れてしまう従来の歯科の型採りとは大きく違います。

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CAD/CAMにより製作されたオールセラミックス(e.max CAD)ラミネートべニア

 

 

この目的のために、CADセラミックスは工場の中で既定のブロック型に作成されます。

ここが従来の歯科技工と大きく異なります。従来は患者さまから採取した型から起こした石膏模型上で築盛、またはロストワックスしたファーネス内でセラミックスを焼成していました。つまり、技工所や院内技工所でセラミックスを1から作っていたわけです。もちろんチリなどが混入しないようにとても清潔な環境の技工所もたくさんあります。が製作の特性上気泡や塵の混入があり、セラミックスの均質性を維持実現することがとても難しい物でした。

一方CADセラミックスはヨーロッパの一流メーカーの工場で時間をかけて生産されるため、セラミックスの組成が非常に密で均質に仕上がっています。これが大きな特徴であり大きな進歩です。ついに常に状態のベストのマテリアルをデジタルデータという誤差の生じない設計より製品化することが一歯科医院単位で可能になりました。製作工程と材料の安定性により、今まで不可能とされてきたオールセラミックス(ジルコニアではなくの意味です)による3ユニットのブリッジもとても美しく充分な強度を持って口腔内へ装着することができるようになりました。

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様々なセラミックスブロック(銀座メディカルデンタルクリニック)

現在は、160MPa強度のips empress CAD, CELEC Blocs.  400MPaのe.max CADを用途によって使い分けて使用されています。

例えば、160MPa ならばインレー、アンレー、クラウン等。400MPaならばクラウン、ブリッジ、審美ゾーン等というようにです。

更に現在は、インプラントの上部構造専用のCADセラミックスブロックも普及してきました。益々安全で予後の期待がさらに高まったオールセラミックスによる歯がより日常的に普及していくことでしょう。

 

 

 カテゴリ:セラミックス, 審美歯科, 銀歯